こんにちは!横浜市磯子区の歯医者、「やまざき歯科医院」です。
突然ですが、インプラントはからだに悪い、なんて話を聞いたことがありますか?
入れ歯やブリッジとちがい、歯ぐきにくさびのような形で歯根を埋め込むインプラントの治療は、少し怖いイメージを与えてしまうかもしれませんね。しかし、インプラントはとっても歴史のある治療法なのです。今回は、インプラントの歴史についてお話しいたします。
実は紀元前から?インプラント治療の始まり
歯を失った人への「第3の治療法」と呼ばれるインプラントですが、実は紀元前からインプラント治療が行われていたことが各種の記録からわかっています。ヨーロッパでは紀元3世紀頃の人骨の上あごに鉄製のインプラントが、中南米では紀元7世紀頃の人骨の下あごに貝で作られたインプラントが発見されています。
その後も、金やエメラルド、サファイア、アルミニウムなど、さまざまな素材を埋め込んだ治療が行われていたとのことですが、治療として普及することはなかったようです。なぜなら、それらはからだにうまく馴染むことができず、長い期間にわたって使うことには耐えられなかったからなのです。
現代のインプラント治療はチタンから
現代のインプラント治療の礎となったのは、チタンが骨と結びつくことで安定し、まるで実際に生えた歯のように機能し続ける、という発見がきっかけでした。1950年代にこれを発見したスウェーデンの歯学者であるブローネマルク教授は、この状態をOsseointegration(オッセオインテグレーション)と名付けました。
※osseous + integration(骨から成る+完成、統合、一体化)
ブローネマルク教授によってインプラント治療を受けた患者さまのインプラントは、お亡くなりになるまで41年間お口の中で機能し続けたそうです。
チタンはインプラントだけでなく、骨折の時に骨を固定する金具として使われたり、ピアスのポストに使われたりするように、一般的な金属に比べ、からだには安全だということがわかっています。
ブローネマルク教授の発見のおかげで、入れ歯のように取り外す必要がないインプラント治療が選べるようになりました。今でもインプラント治療の技術は日進月歩の進化をとげています。
当院院長の山崎は、国内外のインプラント専門学会の認定医・指導医ライセンスを保有しており、現在でも進化する治療技術習得のために、診療の合間を縫って学会・セミナーなどに参加し、日々研鑽を深めています。
インプラントは噛み心地も天然の歯に近い感覚で、しっかりと噛むことができ、抜歯前と変わらない暮らしを送ることができます。
インプラントは自分に合っているのだろうか、昔インプラントができないと言われてしまったけれど今はどうだろうかなどとお悩みのかた、ぜひいちど当院にご相談ください。
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