こんにちは!横浜市磯市区の歯医者、「やまざき歯科医院」です。
マウスピース矯正のなかでも近年注目を集めているインビザラインですが、
「インビザラインを始めたいけど実際どうなの?」
「インビザラインのメリットやデメリットが詳しく知りたい」
と、疑問に思う方や不安に思う方、いまいち踏み切れない方も
多いのではないでしょうか?
そこで今回は、インビザラインのメリットとデメリットをわかりやすくご紹介していきます。この記事を読めば、インビザラインについての知識が深まり、より身近なものに感じてもらえるかと思います。
現在、インビザラインに興味がある方や気になっている方はぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
1.そもそもインビザラインとは
インビザラインは、マウスピース矯正のなかで世界シェアNo.1を誇るメーカーで、ワイヤーや金具を使わず、取り外し可能な透明なマウスピース型の装置を使用して歯並びを治していく歯列矯正です。
使い方や矯正方法はシンプルで、透明なマウスピースを1日20時間以上装着し、1〜2週間ごとに新しいマウスピースに定期的に交換していきます。そうすることによって歯をゆっくり移動し、調整していきます。世界100カ国以上の国々で提供され、約900万人を超える患者様が治療しており、世界的に認められている矯正方法として近年注目されています。
2.インビザラインのメリット
⑴取り外しができるので衛生的
ワイヤーや金具と異なり、自由に取り外しができるため、
おうちでも自分で簡単に歯のお手入れをすることができ、口腔内を衛生的で健康な状態に保つことができます。さらに、金具やワイヤーのように溝や隙間を専用の歯ブラシで磨く必要もないため、汚れも溜まりにくいというメリットもあります。虫歯や歯周病のリスクの心配もありません。歯列矯正をしている際は「食べるときが大変そう」「食べ物の制限がありそう」なんて心配をする方も多いかもしれませんが、インビザラインは食事のときも取り外せるので、いつもと変わらず食べ飲みすることができます。
⑵ 痛みが出にくい
インビザラインは、ワイヤーや金具を使った矯正治療で多くの方が悩む、締め付けられる痛みや、金具があたって発生する口内炎による唇や頬の内側の痛みもありません。歯列矯正=痛いというイメージを持っている人もたくさんいるかと思いますが、インビザラインではそのような負担を最大限軽減することができます。
⑶ 審美的な面が気にならない
痛みがないというメリットに続き、インビザラインを選ぶ理由として多くの方があげるのが、「見た目が気にならない」という点。インビザラインは透明なマウスピースで目立たないため、審美的な面が気になる方にも安心して装着していただけます。金具やワイヤーを装着した場合は「見た目が気になって大きく笑えない」なんて声もしばしば見かけますが、そんなことを気にせずに過ごしていただけます。
⑷矯正をしながらホワイトニングができる
歯列矯正が終わるまでは、ホワイトニングはできないと思っている人も多いかと思いませんが、そんなことはありません。別売りのホワイトニング用ジェルをマウスピースの中に入れて使うことで、矯正をしながらホワイトニングを行うことも可能です。
⑸ 必要以上に抜歯をする必要がない
歯を移動させるスペースさえ確保できていれば、インビザラインではほかの矯正方法と比較すると、抜歯をしなければならないリスクは比較的少なくなります。一般的には、スペースが5〜10mm不足している場合に抜歯が選択されることが多いとされています。しかし、抜歯をするかしないかの判断は慎重に見極める必要があるため、担当歯科医師とよく相談して判断することが大切です。
3.インビザラインのデメリット
⑴使えない症状もある
適応症例が増えてきてはいるものの、重症の歯のガタつきや大きな骨格のズレがある場合は、インビザラインでは適応できない場合があります。インビザラインはメリットも大きいですが、歯の状態を担当歯科医師と把握し、自分に合った歯列矯正を選ぶことが大切です。
⑵自己管理が必要なので手間がかかる
つけたり外したりできるというメリットがある反面、そういった作業を1日に何回かするのは手間がかかります。そのうえ「装着し忘れた」なんてことがあると、歯の移動が計画通りに行かない場合もあるため、自己管理が必要になります。
⑶治療期間が長い
ワイヤーを使う歯列矯正と比較すると、治療期間が長めになる傾向があります。患者様の症状によっても異なりますが、ワイヤーと比較してみると平均して1.2〜1.5倍ぐらいの期間が必要になるとされています。メリットが大きい分、長い目でみて治療していくことになります。
⑷歯科医師の専門的な知識と技術が必要不可欠
一般の矯正とは大きく異なる治療法であるインビザラインは、豊富な症例を経験し、専門的な技術や知識をしっかりと保持している歯科医師でないと治療が予定通りに進まないことがあります。公式サイトやSNSを見て症例などを確認してみると良いでしょう。
⑸まだ取り扱っている矯正医が少ない
インビザラインは、米国のアライン・テクノロジー社が発行するライセンスを取得しているドクターでないと取り扱えません。取得時の審査基準があるため、すべての歯科医師が持てるというわけではなく、まだ取り扱っている矯正医は少ないのが現状です。
4.まとめ
インビザラインはほかの歯列矯正と比較すると、見た目が気にならない、痛みが出にくいなど大きなメリットがありますが、もちろんそれに伴うデメリットも存在します。
一番大切なのは自分の歯の状態をしっかりと見極め、どんな歯列矯正の方法が向いているのかを慎重に判断していくことです。担当歯科医師と相談して後悔のないように治療を進めましょう。
当院では、インビザラインによる歯列矯正の相談もお受けしております。気になる方は下記のリンクからチェックしてみてくださいね。
~当院のインビザラインの紹介~