歯の豆知識

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インプラントの構造・小さな立役者「アバットメント」のご紹介

こんにちは!横浜市磯子区の歯医者、「やまざき歯科医院」です。

前回インプラントの歴史をご紹介しましたが、そもそも「インプラント」とは何でしょうか。今日は、インプラントの構造について、少し掘り下げてご紹介してみたいと思います。

 

 インプラントとは何か

まず、インプラントについて確認していきましょう。

インプラントとは、体内に埋め込む医療機器や材料の総称です。心臓のペースメーカーや人工関節もインプラントのひとつです。歯がなくなった場合に顎骨に埋め込む人工歯根のことは、正確には歯科インプラント(デンタルインプラント)と呼びます。ですが、一般的には歯科インプラントのことを「インプラント」と呼ぶことが多いようです。

平成29年(2017年)医療施設(静態・動態)調査・病院報告によると、全国68,609の歯科診療所のうち、約35%にあたる24,014診療所でインプラント治療を行っています。

 

 インプラントの機能を支える小さな立役者・アバットメント

歯ぐきにくさびのような形で歯根を埋め込むインプラントですが、歯根そのものがすべてインプラントに置き換わっているわけではないのです。

 

上図をご覧ください。骨の中に埋めるくさびのような部分がインプラント体です。そして、インプラント体と上部構造となる人工歯の間にアバットメントと呼ばれる小さな部品があります。

アバットメントは、単にインプラントと義歯をつなぐだけではありません。インプラントそのものの強度を助けて噛む力を補正し、インプラントの角度と噛む方向も補正する役割を担う、小さくても大切な役割を担っているのです。そんなアバットメントには、かぶせものとなる人工歯やインプラント体に合わせ、長さや角度、素材もさまざまなものが存在します。

インプラント体の素材はチタン合金が多く用いられますが、アバットメントの素材はチタン、金合金、ジルコニアなどがあり、それぞれの素材に異なるメリット・デメリットを持っています。また、アバットメントの既成品にもさまざまな長さや角度のものが用意されていますが、CAD/CAM技術と呼ばれるシステムを用いることで患者さんの歯並びや歯の角度などに合わせてより精密なアバットメントを作ることもあります。

 

口を開けた時に目立つ部分である人工歯の素材にばかり目が向きがちですが、噛みごたえや強度、時には見た目の美しさにも影響する小さな部品であるアバットメントのことも覚えていただけると幸いです。

インプラントは歯を失った方の最良の治療だと当院では考えます。

院長の山崎は国内外のインプラント専門学会の認定医・指導医を保有し、さまざまな症例にも対応した実績があります。現在でも最新の治療技術習得のために学会・セミナー等の参加を欠かさず、ひとりでも多くの方のお悩みにお応えしたいと考えております。インプラントをお考えの際は、ぜひ一度、当院へご相談ください。

 

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